「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本
会社でflierという本の要約をよむことができるサービスに加入しておりまして、かなりの本の要約を読むことができます。私は読書習慣がないので、とりあえずはこれをチマチマ読むことから始めています。毎日1冊ずつ追加されるので、今週読んだ要約から自分の学びのアウトプットとして書いてみます。
「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本
2020/7/29、権藤優希 (著)、flier評点:3.5、Amazon評点:4.3
- 高いトークスキルがあればコミュニケーションが成立するわけではない。2流の人ほど自分の話をしたがる。
- 相手を動かすには相手のメリットを考える「相手軸」でいる必要がある。相手がどう思うか、相手の決断を促す方が大事。よく聞いて(傾聴)相手の欲求を満たすことで信頼を得ることができる。
- 聞くことに加えて、余力があれば効果的な質問ができるとよい。「オウム返し」でよい。褒める、驚く、面白がる。
- 「自慢する」「否定する」「優位に立とうとする」の3つは絶対にやってはいけない
- 伝えたいことを伝えるためには、話す量よりも「何を相手にプレゼントしたいのか」をはっきりさせることが大事。
- 質問に対しては、見解ではなく事実ベースで回答。その上で質問者がなぜその質問をしたかを考えて事実ベースの回答をしたうえで見解を加える。
- 人間関係に関しては、程よい距離を保つ(近くなるほど粗がみえるのは当然)、筋を通す(行動を伴った義理・人情の表現、ありがとうの感謝)
- 自己開示してフィードバックを受けることで自分を磨く
会社でもコーチング研修などを受けたりしますが、そのときにも傾聴っていうことは非常に強く言われますね。でもこれって実際にやってみると難しいです。会社でもチームに分かれてロールプレイをやってみましたが、「どんどん話していくタイプ」「慎重なタイプ」「まとめようとするタイプ」などがいて、実際どんどん話していくタイプの人は、慎重な人が回答を用意して考えているときに、次から次へと会話をかぶせちゃって、相手の話をさえぎってしまっている場面がありました。オンラインで会議をやっていると相手の表情などが見えにくいですけど、意識して、会話のキャッチボールをやっていかないといけないですね。自分は沈黙が怖くてつい話過ぎてしまうタイプなので、気を付けようと思いました。
あとは、たくさん話してお互い理解したつもりになっていても、実はそんなことはなかった、ってことは経験しますね。この点についても「何を届けたいか」は意識して、事実ベースで説明していくことが大事だなと思いました。
自己開示とフィードバックは会社の評価で使われています。新しいカルチャーとして根付かせたいという意図があるようで、年間に同僚からのフィードバックを何名以上受けること、と決まっています。これはとてもいいです。やっぱり否定的なことを言われると凹むんだけども、気づかない良いところに気づかせてもらったりして、自分のためになるなあって思います。まだ始めたばかりだから毎年やったらどうなるかわからないけども…。でもFBもらうのって勇気いりますよね。こういう制度がない中で突然頼むっていうのも難しいような。
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